2018.5．29
先日のこと
朝、小さいクラスの職員から
「今日は暑いのでプールを作って良いですか？」
え？何も材料がないのに？今日は年長さんもかもしか（四歳児）もいないのに？
あるのは土山と薄いブルーシートだけ。
しばらくして園庭に行ってみると、
大人も子どももみんなでプール作りです。
土山を崩して穴を掘って、薄いブルーシートを敷き詰め
みんなでバケツで水を運んでいます。
ヨチヨチ歩きの一歳児も小さなバケツをもって水を運びます。
出来上がった小さなスライダープールで子どもたちは大はしゃぎです。
この子どもたちの笑顔にがんばった職員たちも心から嬉しそうです。
何でも簡単に与えられてしまう時代です。
つい不便なことから子どもを遠ざけてしまう時代です。
自分たちの力で作った小さなスライダープールは
子どもに与える大切なものとは何かを
改めて考えさせられました。
